ストレスとは
ストレスとは物理学で使っていた言葉です。物体に刺激(力)を加えた時に生じる「ゆがみ」を表す言葉です。このストレスという言葉を初めて用いたのは、セリエという生理学者で1935年のことです。
ゴムボールで説明すると、ゴムボールを手で押すと、ボールがゆがんだ状態になります。これがストレスといい、ボールを押している手をストレッサーといいます。
通常、生体は気持ちの安定をはかるためにホルモンのバランスを取りながら身体が機能しているわけですが、ストレスでこのホルモンバランスが崩れたときに心身に変調を来たします。
ストレスをもたらす要因(ストレッサー)
- 1ライフ・イベント=入学、卒業、就職、結婚、引退
- 2突発的ライフ・イベント=災害、事故、恋人の突然の死
ストレスがもたらす変化・疾病
ストレスが持続的に加わると気力・意欲の低下、食欲低下疲れやすい。食欲減退、考えがまとまらない。自覚症状が出てくる。また、遅刻や欠勤、仕事のミスが増えた。=ストレス反応・・・個々人のストレスに対する抵抗力や環境によって異なりますが、→ストレス関連疾患→適応障害、心身症、PTSDとなります。
職場におけるストレス
職業性ストレス・モデルの最も包括的なものはNIOSHといわれています。(NationaI Instiute for OccupationaI Safety and heaIth=米国労働安全保健研究所のモデル)
<職場に存在するストレッサーが大きくなると、個人差はあるが何らかの急性ストレス反応が生じます。それぞれのストレス対処能力を超えると、ストレス関連疾患が生じます。
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ストレスへの対処行動は、自らの状態について「気付き」から始まると言われています。・・・・「職業性ストレス簡易調査票」というものがあります。これを使えばどの程度ストレスを受けているか、ストレスによって心身の状態の影響が出ているのかを自分でチェックできます。この自己診断のツールは中央労働災害防止協会のホームページに掲載されています。
(http://www.jisha.or.jp/frame/index_org_stls.html)
ストレスに強い人の条件
- 1気持ち的に強い人、・・・・信念がきちんと確立している人など
- 2知性のある人、・・・・・・状況がしっかり把握できる人など
- 3柔軟性のある人・・・・・・プラス思考で物事を柔軟に考えられる人、気持ちの切り 替えの早い人など
ストレスの耐性の向上を図る方法
1 心身ともに健康であることに努める。
- 1) 寝不足をしない。
- 2) 身体の運動をする。
- 3) 朝食をきちんととる。
- 4) 間食はしない。
- 5) 喫煙しない。
- 6) お酒の飲みすぎは避ける。
- 7) 肥満にならない。
2 自分なりのストレス解消法を持つ
- 1)趣味、2)運動、3)会食、4)レジャーを楽しむ、5)自己研鑽
3 仕事や生活への満足感を持つ
- 1)達成感、2)給与、3)円満な人間関係、4)将来への希望
4 プラス志向の考え方
5 セルフコントロール法の体得をしましょう。
- 1)自立訓練法、 2)交流分析などがあります。
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