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結婚契約書：プリマリタルカウンセラー養成講座受講感想

行政書士で結婚契約書を日本に普及させてたと考えて、プリマリタルカウンセラーの資格を取得した。授業内容は、カウンセリングの専門性を高める意味では十分なものであった。また、ワークなども織り交ぜて実践的授業内容でもあった。
特に印象的な科目は、心理療法の科目は６っ入っており、その科目は大学の先生を中心に学ぶ科目構成であり、十分満足できるものであった。

結婚契約書の作成は目的が日本では違う

欧米の結婚契約書は、離婚時の財産分与のために契約書を作成するとのことですが、日本では、一般の方は仲よく生活するための約束事項を契約書として作成しているのとは、欧米と契約書の内容が異なっています。
（＊日本でも欧米型の結婚契約書を作成している方もいるとは思いますが、その実態は不明です）

結婚生活での二人の間は契約関係で成立している

日本のカップルは、結婚生活は民法上の契約関係にあることをあまり意識していないようです。良い意味では日本の結婚生活は情緒的なつながりを重視しており、嫌いになれば別れるといった単純なものの見方です。このようなことですから離婚の際にやっと夫婦は民法という法律の枠内に関係を維持している。守られている。ことに気が付きます。

結婚契約書は日本の文化風土に合うのか

結婚契約書は、日本でも富裕層は活用する意味はあるでしょうが、庶民にとっては、民法で最小限守られているところがあり、意見が折り合わない場合は、結婚契約書がなくても家裁の調停などで多くは解決できます。このようなことから日本では結婚契約書の作成は限られた方が活用する契約書と言えます。

結婚契約書作成にはカップルカウンセリングが役立つか

とはいえ結婚契約書作成時は二人の関係を無視して、依頼者の希望する書面でそれが有効となることは少ない。その際にプリマリタルカウンセラー養成講座ではカップルカウンセリングの理論・ワークの授業を受けたが、この知識・スキルは十分結婚契約書作成の際には使える技法であった。他のもマイクロカウンセリング技法、現代社会と家庭問題、相談の受け方等々の知識・スキルを学び、今後の日本での結婚契約書の普及活動にヒントを得たプリマリタルカウンセラー養成講座であった。T・M　行政書士 女性

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