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おめでた婚の離婚の多いのは何故？

今は「出来ちゃった婚」のことを「おめでた婚」と言います。おめでた婚はかなり一般化してきました。「おめでた婚」の問題点は離婚されるカップルが多いことです。統計的には、結婚5年未満で離婚されるカップルが全体の３０％から多い年は３５％に及んでいます。

この数字の中におめでた婚の離婚も入っています。平成18年の離婚件数が257,475組です。このうち３０％としても約77,000組になります。

それでは、おめでた婚の方たちの離婚の多いのは次の理由が考えられます。

１　お互いをよく理解しないうちに妊娠してしまい結婚を急いだケース

例えば、こんなに金使いが荒い人だとは・・・・・。こんな癖があるとは思わなかった。

給料を入れてくれない。こんなにマザコンだとは、等十分相手を理解しないうちに子どもが出来できて一緒になった。

２　おめでた婚は経済基盤が弱い場合があります

例えば、若いカップルで経済的基盤が弱く、子育ての方針等の将来の計画・見通しまで十分立てられない場合

３　親になる覚悟が十分出来ていない場合

子どもの生まれることだけが大きな喜で、その後に親としてやるべきことがイメージできていない場合、また、子育ては、時間、お金、手間隙の掛かる苦労が伴うことを十分に認識していないようなケース、特に１０代の若い人たちには大きな負担となることから相当な覚悟が必要となります。

4 困難の克服に向けて

おめでた婚のカップルの離婚原因がいくつかありますが、考えて見ますとおめでた婚のカップルでも上記のような困難、それ以外の困難を乗り越えて幸せな家庭を築いている人たちは沢山おります。

このような傾向があると分かった時点でおめでた婚のマイナス面を二人で話し合をし、気持ちを一つにして新婚生活に臨まれることで十分離婚の危機を回避することができます。

二人で解決できない問題は早めに信頼できる方に相談することも大人の知恵です。